お知らせ
2020年01月23日
インフルエンザ及び新型ウィルス感染症の予防について

インフルエンザ 及び新型ウィルス感染を防ぐ 予防策(習慣)について

今冬のインフルエンザの流行は、依然全国で高い水準が続いています。
そこで基本的な事柄になりますが、改めて感染予防のための生活習慣や留意点についてお伝えします。

また、中国における新型コロナウィルス感染拡大に伴い、POHD HR室より、また各社事業所内で、従業員の安全を第一に考えた対応について、1月22日付けで通知が発出されました。

ウィルスの性質から健常者が過度に恐れる必要はないと言われますが、春節(1月24日~30日)の時期をはじめ、日本国内で流行国からの観光客増加も予想されるため、インフルエンザ予防策と共通する感染予防の習慣として、組合員のみなさまにお知らせ致します。

ぜひご確認と実践をお願い致します。

【インフルエンザ等 ウィルス感染症の予防策<要旨>】

●1.こまめな手洗い、うがい <重要>
(30秒正しい手洗い方法は 添付ファイルをご覧ください)
●2.マスクの着用
●3.人混みを避ける
●4.換気と加湿
●5.休養・睡眠・栄養(免疫力の維持)
●6.家族からの感染防止

【【あなたも実践!予防接種以外の大切なインフルエンザ予防対策とかかったときの対処について<詳細>】】

以下、単純ではありますが、効果のある予防・感染防止の方法と、かかった時の対処について具体的にお伝えします。ぜひ読んで、侮らず一人ひとりが実践してください。

■1.予防・感染防止の方法

●1.手洗い、うがい
・・・感染は、ウィルスの付着したもの(つり革やドアノブ等)に手が触れ、その手で顔を無意識に触り、鼻や口からうつることが一番多いと言われます(接触感染)。外出後の小まめな手洗いは侮れない最も有効な予防策です。アルコール消毒ジェルも殺菌効果があります。手洗いは指先や手首までムラのない正しい方法で30秒かけて行いましょう。(添付ファイル参照)

●2.マスクの着用
・・・咳・くしゃみ・熱等の症状のある人は、エチケットとして必ずマスクを着用ください。一方、うつされないためのマスクの効用は限定的といわれますが、人の多い場所に出向くときにはくしゃみ等からの感染予防策(飛沫感染)として着用が薦められており、また、ウィルスが手を介して口や鼻に直接触れて体内に入るのをある程度防ぐことはできます。加湿効果でのどを潤し、異物を体外に出そうとするのどの繊毛の活動を高める効果もあり。外出時は着用または持って出かけましょう。

●3.人混みを避ける
・・・通勤、仕事や買物を含め人混みを避けるのは難しいことではあります。しかし感染している可能性のある人達と接触する機会自体を、この一時期に極力減らすことは、大きな防衛策になります。止むを得ず人混みに入る場合は、マスクを着用し、できれば咳・くしゃみをしている人の2m以内に近づかない(飛沫感染)ようにしましょう。

全国流行レベルマップ=あなたの地元の流行状況までわかる(保健所単位)→「国立感染症研究所感染症情報センター インフルエンザ流行レベルマップ」で検索してください。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html

●4.換気 と 加湿
・・・室内の換気を行いましょう。またウィルスは空気の乾燥時に増殖しやすいので、部屋が乾燥している時は、加湿器やバスタオルなどで適度に加湿を。

●5.休養 と 睡眠 と 栄養 (免疫力の維持)
・・・流行期は、意識して心身の十分な休養、睡眠(ストレスをためないことを含む)や、バランスの良い食事で体力・抵抗力を高めておきましょう。

●6.家族からの感染防止
・・・インフルエンザは子供など家族からの感染が多いです。感染した家族がいる時、家の中でもマスクをし手洗いいうがいをよく行う、コップやタオル等を共用しない、ドアノブやトイレなどの消毒を行うなど看病による家庭内感染を防ぎましょう。

※ワクチンの効果について
・・・予防接種を受けた人へ→ワクチンは発症と、発症しても重症化を抑える作用はありますが、ウィルスの侵入・感染自体を抑えるものではありません。上記の予防策を心がけてください。

※ノロウィルス等感染性胃腸炎
・・・上記の感染予防策は共通しています。ただし強力なウィルスであるため、アルコール消毒は効き目がなく、感染したら発症し、重い症状になりやすいと言われます。

※医師が選ぶ、「効果的なインフルエンザ予防対策」はこれだ!!→ 結局はアレだ!
(アレとは「手洗い」、僅差で「人混みに行かない」)
→https://www.webernote.net/lifehack/influenza.html
(医師ネットワーク事業者 メドピア社実施 医師1000人アンケート より)

■2.かかったかな?と思ったら。。。

●1.医療機関への早めの受診
・・・インフルエンザは、38度以上の発熱、せき、くしゃみ、だるさ、筋肉痛、関節痛、下痢や腹痛等の症状が出ます。(高熱が出ない人もいます。)医療機関で検査を受け、医師の指示に従ってください。の抗インフルエンザ薬を早めに(48時間以内)服用することで、重症化防止の効果があると言われます。(逆に48時間以上経過したら抑え込む効果は低いので早めの受診が大切) また人にうつさないために、必ずマスクを着用してください。
陽性や疑いの診断が出た場合は、会社にご連絡ください。

●2.解熱後も、48時間は外出を控える
・・・インフルエンザの場合、熱が下がっても、まだウィルスは体内に残っています。平熱に下がっても指示通り服薬は続け、人にうつさないためにも少なくとも解熱後48時間、かつ発症してから5日間は外出を控えてください。

◆◆出勤の判断については、平熱に戻ってもすぐ出勤するのは控え、医師の指示と各会社のルール(医務室や人事部門に確認) に従ってください。

Flu-Block 2019-2020

ポーラ・オルビスグループ健康保険組合